公演予定・履歴

(財)三井住友海上文化財団の助成金贈呈式

幅広い考え方ができるよう成長することを期待
 韓日中国際フェスティバルに土江子ども神楽団が三度目の招待をいただき、5月15日から19日まで訪問することになりました。
 それに先立って、土江子ども神楽団の活動を高く評価し『(財)三井住友海上文化団』より、多額の支援が決定し、東京での贈呈式に清水徹団長、指導者の野口琢磨君、そして活動報告に楫義行副会長が、出席しました。
 文部省や世界的なオペラ歌手、音大教授等々の選考委員会で審査をされた結果、全国126団体の中から早稲田大学交響楽団や北海道ラトビア交流協会など12団体が受賞し、その中で活動を高く評価された土江子ども神楽団に最高の支援額が決定されました。と同時に受賞した12団体を代表して「土江子ども神楽団」が、活動報告と謝辞を述べました。
 子ども達は、言葉が通じないからと、かなり怖気づいていますが、今までの交流の感想を聞くと「日本では靴を玄関に向けて揃えるけど、韓国は逆だった」「バスに乗ったら若い人がお年寄りに当たり前のように席を譲る。お年寄りも当たり前のように礼も言わない」あるいは「女の子が、ホームスティは、ボーイの家がいい。男の子と友達になりたいと堂々という、自分達は、そんなことを思ってもとても言えない」など生活や文化の違いを痛感するようです。そして、そのことが、自分の身の回りでも、それぞれの家庭や地域など環境によって考え方や行動に違いがあるのが当たり前と考えられるようになり、お互いの立場を認め合うなど幅広い、考え方ができるようになるようです。
 こうした、国際交流、良いことはわかっていても費用が嵩みます。今回、三井住友海上文化財団様からのご援助をいただき、韓国・中国の子ども達と交流し、生活や文化の違いを肌で感じることは、子ども達の将来を豊かにするとともに大きく成長してくれることを期待しています。
【追記】
三井住友海上文化財団:文化の国際交流、助成団体決まる(毎日新聞・2008年5月7日)
三井住友海上文化財団・贈呈式
三井住友海上文化財団・贈呈式
三井住友海上文化財団・贈呈式
東京観光
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