公演予定・履歴
場所:小田温泉 山しのぶ、阿蘇・瀬の本高原 三愛レストハウス
演目:天神、恵比須、大蛇
山しのぶ
3月15、16日の2日間、九州阿蘇の火祭りに併せて開催された小田温泉での夜神楽公演と阿蘇瀬の本高原「三愛レストハウス」での公演に、大屋神楽社中の助っ人として行ました。
土江子ども神楽団のメンバーは、賢吾・琢磨・徹・大貴・援・一心・敦史の7名です。
会場になった温泉旅館「山しのぶ」は、広い敷地に古民家風の建物がいくつも立ち並び、庭も広々としてとても雰囲気のある旅館でした(オーナーが昔、大森の三瓶で蕎麦の修行をした経験があるとのことでした)。しかも、夜神楽を舞う会場は、篝火がたかれ、暗闇の中に舞台がポッカリと浮かび上がる中で舞いました。舞手もその雰囲気の乗せられ、最高の神楽を披露しました。会場には、小田温泉を訪れている温泉客や地元の人たち300人余りが夜が更けるのも忘れてはじめて見る石見銀山神楽を楽しんでいました。
ただ、高原の夜は厳しい寒さで、笛の裕子さん手が凍えて指が動かず、可愛そうでした。
あくる日は、山波ハイウェーを通れば誰もが必ず寄るという阿蘇・瀬の本高原「三愛レストハウス」での公演でしたが、山焼きの見物客で混雑する中で「大蛇」のクライマックスにさしかかると黒山の人だかりとなりスサノオノミコトが大蛇の首をはねるたびに歓声と拍手が沸き起こる状況でした。終演後には、多くの人から「良いものを見せてもらってありがとう」との言葉をかけてもらいました。三愛レストハウス代表の方からも「勇壮な舞で非常に面白い。ここらにも神楽はあるが、全く別物でイメージが違った。今後、またお願いします」との言葉をもらいました。
大成功だった九州阿蘇公演でしたが、約1名、インフルエンザで高熱を発症し、ふらふらなまま根性でがんばった人もいました。お疲れさんでした。